こんにちは。
昨日、夜勤明けでいつもの温泉にまったり浸かっていたら・・
「おーい、誰か来てくれー!!」と切迫した声が。
振り向くと薬湯の湯船で
ぐったりしたおじいさんとそれを支えるおにいさん。
意識はありますが呼びかけに「うーん」と返すのみ。
脈拍は・・不整脈はないが、速い。
左腕がだらーんとして動かせない様子、やばい。
協力して何とか湯船のふちにもたれさせて安全確保。
インターホンでフロント係を呼び出す。
おにいさんから係の人に発見時の様子を伝えてもらって車椅子を
搬入してもらい、移乗。
脱衣場で本人ロッカーからタオルと着替えを持ち出す。
身体を拭いて、身内の人がやってきて一緒に下着を着せる。
そのうち意識がはっきりしてきて簡単な返答が可能となる。
ここで係の人から「家族さんが救急車を呼びました、あとは大丈夫です」
救急車を呼んだと知ると一気に安心感がでた。
自分の身体も冷えてきたので湯船に戻る。
あれもしてあげたらよかったなとか考える。
やがてサイレン音が静かな山中に響く。
救急車が山道を上がって来るのが見える。
意外と早くて良かった。20分ほどして救急車が去っていく。
心配が残るも、少し安堵する。
身体が温まってきてしばらくして、警官が湯船にやってくる。
現場を調べた後に、思わず声をかける。
「あのおじいさん、どうですか」
「容体まではまだわかりまんが・・現場におられましたか?」
あちゃー。と一瞬思ったが、どう考えても事件性はないだろう。
詳細をできる限り伝えて、自分の連絡先も聞かれたので答える。
そんなこんなで
まったく落ち着かずに(といいながら2時間近く浸かっていたが)
風呂を後にしようと係の人にあいさつするとお礼を言われる。
「先ほどは本当にありがとうございました」
何かものすごく嬉しいが、少し戸惑う。
第一発見者のおにいさんが助けなかったら窒息4していただろうから。
一番の功労者はおにいさんである。すぐに帰ってしまわれたが。
そういうことを言いたかったのだが言葉がでずに
「あ、いや、どうも」と、ぎこちなく返事をして帰路につきました。
帰路のクルマの中で
人様のお役に立てたことの
喜びらしいものがじわーんと湧き上がってくる。
情けは人の為ならず
「情けは人のためならず」といった言葉が浮かんでくる。
パソコンで調べてみる。
問1 「情けは人のためならず」は,本来どのような意味なのでしょうか。
答 「情けは人のためならず」とは,人に対して情けを掛けておけば,巡り巡って自分に良い報いが返ってくるという意味の言葉です。
巡り巡ってというが・・
巡り巡ってと書いてあるが
今回は速攻で感謝され、自分が役に立った喜びを味わえたので
良い報いが速攻で返ってきました。
あのおじいさん無事に回復すれば良いのですが。
明日はトレイルラン
明日は楽しみにしていたトレラン大会
今年の目標である「熊野古道を歩く」の伊勢路に近い場所。
熊野古道の雰囲気を味わうヒントにもなるので
じっくりとトレイルを走って登りたいです。
できれば伊勢神宮巡りもしたいです。
松坂のホテルに前泊するので回転ずしならぬ「回転焼肉」を
体験してみたいです。
ありがとうございました
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