アラウンド・サブ4!!

一番若い今、サブ3.5達成へ!57才です。無理なく故障なく走り続けることが大きな目標です

鯖街道ウルトラマラソン(本鯖)2023 レポート

こんにちは。

5/21(日)

鯖街道ウルトラマラソン 本鯖コース77kmを走ってきました。

www.kyoto-triathlon.com

 

マラソンは旅とか人生のようなものだと良くいいますが

ウルトラマラソンはそれらの要素が増し増しでした。

旅そのものでした。温かい人情にふれました。

また、人生そのものかもしれません。最後に昇天というか成仏するので。

 

それでは私、フルマラソンのベスト3時間50分(2022年11月富山マラソン)

VDOT42の結果です。ご参考に。

 

距離:79.00 km(ガーミン計測。公式には77km)
タイム:11:04:05 (制限時間12時間)
平均ペース:8:24 /km
総上昇量:1,867 m
4,245カロリー

平均心拍数126bpm でした。

歴史ロマンと温かく手厚いサポート。夢のような一日でした。

コースを一言で表すと・・

3つのハードな峠を越えて、終盤に急降下。エンドレス鴨川が地獄。そして昇天。

※ なんのこっちゃとお思いでしょうが、本鯖走った人ならわかってもらえるだろう。

2本目のピーク(トレイル)がきつかったー!

6時間でスタミナ終わってる。

スタート前 朝食

おにぎり2個と味噌汁。しばらくしてからバナナと蜂蜜。

今回の秘密兵器。最高最強のジェル。
自然のものを摂るのが一番。

トレーニングをする人にとっての最高の食事は、自然の食物をできるだけ手を加えずに食べることである。自然の食物には、ビタミンやミネラルが自然のバランスのままに含まれているだけでなく、それらの栄養素の働きを活性化するのに必要な酵素も十分に含まれているのだ

リディアードのランニング・バイブル / アーサー・リディアード著 小松美冬訳

より引用

↑ 本当に何十年も前に書かれたものかと思うくらい、色あせない理論です。

 

会場へ

ワンウェイコースなので前泊でそのまま帰路の方が大半を占めると思われます。

京都府北部在住の私はここに駐車。海岸前。無料。また帰ってきます。

海岸前の駐車場。余裕です。
会場まで500mほど。
スタート地点まで戻ってくる人は極少数なのでしょう。

受付・スタート会場

小浜まちの駅。和やかです。うっかり受付するのを忘れてしまいそうになります。

ゼッケンなどは事前郵送で受け付けテーブルでゼッケン見せて名前をいうだけでOK。

アスリートビブスって慣れませんね。ゼッケンでいいのに。

ツワモノたちが勢揃い。

スタート(6時)

鯖街道起点からスタート。6時ちょうど。

鯖街道をまるごと味わえる嬉しさ。

静かに溢れる闘志。いい感じです。

 

若姫神社前あたり。お祭りの最中にも温かい拍手をいただく。
本当に素晴らしい大会。
最初から最後まで愛情とやさしさに包まれて走らせていただいた。

鵜ノ瀬。お水送りで有名。この水が奈良の二月堂のお水取りに使われる。

小浜と奈良の今も続く絆。逸話が面白い。

よっしゃ。第一の峠、根来坂峠を目指す。

ひたすら登る。鯖のTシャツが決まってる!

長いロードを登って、トレイルへ。

その手前の第2エイド(2A)上根来15km地点 7時52分(1時間52分経過)

 

エイドについて

エイドの写真はまったくありません。

28回開催され、洗練されたドリンク、フード、サービスです。

情報としてはそれだけで十分といえます。

10カ所ほどありました。

 

水、ポカリ、バナナ、オレンジ、あんぱんはどこもほとんど常備。

 

チョコなどのお菓子もあったとおもうが、バナナとオレンジの美味しさで私はほとんど摂らず。

 

エイドによって、そうめん(2カ所あった)、おにぎり(久多のみ)、生八つ橋(3カ所はあった。これはイケる)、キュウリの浅漬け、梅干し、しそ。

トマト、ミニトマト・・体が求めるものをよくわかっていらっしゃる。

トレーニングをする人にとっての最高の食事は、自然の食物をできるだけ手を加えずに食べることである。 アーサーリディアード

 

 

持参した補給食は蜂蜜100gほどとミネラルのタブレットを摂りました。

ようかんは出番なし。正直なくても大丈夫と思った。

 

特筆すべきは

笑顔が素敵な姉妹(かな)の私設エイド。

本当に素晴らしい笑顔で出迎えてくれる。ここも桃源郷です。

 

鴨川走友会さんの私設エイドも素晴らしい。

かき氷が最高! 水もかけてくれる。

 

ここからトレイル。人気の登山道でランシューで大丈夫。
ただし無理するな。

 

新緑の中を進む。歴史を感じるエグレ具合です。
鯖、背負っておられますね。
到着するころには良い塩梅です。

 

峠を下り切ると、涼しげな川沿いのロードを快走できる。

 

手で植えたはるのを久しぶりに見た。

関門時間

気になるのは関門ですね。無事に走り切れるかどうか・・

第一関門:川合 37km地点。

関門時間:11:30 (5時間30分)

通過時間:11時10分。残り20分。けっこう厳しい。

ここをクリアできればまず完走できる、といわれるのも納得。

私見ですがフルサブ4.5以内でトレラン経験ありじゃないと厳しいかもしれません。

八丁平は山の中の桃源郷

本当にキレイな所。

 

トレイルへ。

 

標高800mで小川が流れる「八丁平」美しい湿原地帯。

 

クリンソウがきれいやなーと走っていると・・・

 

息をのむ美しさ。予期してなかったので大感激。

 

グリーンが踏破済。ガーミン955は素晴らしい。
バッテリーも超余裕。

 

涼しい杉林の中を楽しく登ったり、下りたり。

第二関門鞍馬へ

鞍馬の街道。
旅情タップリです。
夏の火祭りが有名。
牛若丸(源義経)の修行の地。

 

鞍馬寺。知る人ぞ知る、オカルトの聖地でもある。(失礼か)
霊験あらたかなパワースポット!秘宝館は迫力満点。
近くの貴船神社もあわせて行くべし!!(ワラ人形で有名)
どんだけオカルトすきやねん。
川床の料理が王道です。(追加フォロー)

第二関門:鞍馬 64km地点。

関門時間:16:00 (10時間00分)

通過時間:15時23分。残り37分。

果物がおいしい。ここではすでに生八つ橋でも胃がもたれる。

(でもおいしかった。)

 

鴨川に降りる

ゴールはもうすぐ! と感じる鴨川。

京の都に着いた安堵感がハンパないです。

 

しかし、どうしてどうして。最後に地獄が待ってました。

さすがは魔界の都、京都。

京都は盆地やさかい暑いですなぁ。
鴨川は市民の憩いの場。

 

本当にみんな楽しそうでした。

 

ただね、本当に長い。さすがに飽きる。
そろそろ勘弁してほしい。
走った人にしかわからない心の声。

道行く京都人さんはみなさんフレンドリー。

気持の良い声援を送ってくださる。

 

ゴールしたいけどなんか寂しい・・

と思いながらもゴールです。

幸福感に包まれてゴール。
ゴール手前の先着ランナーさんや
スタッフさんの声援が温かい。
ゴールテープも切らせてくれた。
人気の大会なのも納得。
来年も絶対出たい。

 

ゴール会場 三角デルタ。
京都人と観光客が出会う場所。
写っている人全員ハッピー&ゴキゲンですね。

帰路

京都駅から特急サンダーバードに乗って敦賀へ。

緑の窓口も基本、無人対応なのですね。戸惑いながらもクリア。

敦賀から鈍行列車で小浜へ。

11時間走って、2時間で戻りました。

 

特急指定席で駅弁。ありえない贅沢。暗くて風景を楽しめなかったのが残念。
来年はもっと早くゴールして夕暮れを楽しみたい。

参加賞の焼鯖はおいしかった。

普段も鯖の切り身を焼いて食べるのですが

一本まるごと焼いたものは格別でした。

 

やっぱり、自然のものをなるべくそのまま食べるのが・・・・

今日はいろいろしつこく行きます。

 

 

通過タイム

ご参考にどうぞ。

 

(6時スタート)

第2エイド(2A)

上根来 15km 7時52分 (1時間52分)

 

3A 針畑 24km 9時30分 (3時間30分)

 

第1関門 川合 37km 11時10分 (関門11時30分)

 

第2関門 鞍馬 64km 15時23分  (関門16時)

 

9A 市原 67km 15時48分  (9時間48分)

 

ゴール 三角デルタ 77km 17時4分 (競技終了18時00分)

 

ありがとうございました。

(^.^)/~~~

 

今月の走行距離

目標 270km

本日まで 224km