こんにちは。
このあいだの2泊3日に高野山めぐりがとても良かった・・・
ので再訪してきました。
そのなかでも一番「良いなぁ」「また行きたい」と感じたのが
高野山町石道でした。
この道の素晴らしさを自分以外の人にも味わってもらい
共感できれば最高やなぁと思ったので
今回は相棒付きです。
地図と高低差でわかる素晴らしさ
平安時代の貴族、皇族から鎌倉武士、江戸時代の庶民、現代の世界中から訪れる人々。
みんなが踏みしめて進んだこの道。
ほとんど舗装されていない道。なだらかで一町ごとにある道標(町石)。紀伊山地の自然と人々の営みが作ってきたこの道。素晴らしい道です。
この地図と高低差を見れば一目瞭然!? ガーミンコネクトより。
ギザギザしたアップダウンが少なくて本当に走りやすい。トレラン初心者でも走れるセクションが多いと思います。
私の拙い説明ではわかりにくいでしょうから俊逸な動画があったので貼っておきます。
トレイルランナー目線での実走ではこの方のYouTubeが最高です。
わかりやすくて面白い。高野山に美味しい中華料理屋さんがあったとは!高野山で食べるかつ丼と唐揚げ定食はおいしいでしょう!
道中を振り返る
今回もクルマで行って、ゴール地点の高野山奥の院からバスとケーブル線、電車を使って戻って来る行程でした。下りは転倒などのけがのリスクが高いのでエスケープするメリットは高いと思います。とくにグループ走では。
前回は一人だったこともあり、名所などもサクッと通過しましたが今回は慈尊院をじっくり見学しました。特にゴンちゃんの石碑が良かった。
境内にある慈尊院から奥の院までの概念図。真言密教の教えや考えを歩いて感じることの出来るルートであるように思いました。
前回の印象ではスタートしてすぐにトレイルに入った感じでしたがけっこう勾配がありコンクリート道が続いていました。みかん畑の管理などに舗装路は必要ですものね。
町石道のシンボル・町石。守っている方々。
多くはないですが、要所要所に休憩所やトイレがあるのも良いです。
行程の3分の2ほどいったあたり、60町石にドライブウェイと交わる矢立の茶屋があるのも良い。やきもちはうまいです。コロナで熱ーいお茶がいただけないのが残念ですが。
今回の最高スポット
私の今回最高スポットは矢立を過ぎ、袈裟掛け石を過ぎたあたりの町石のあるところ。
(何町石か忘れました)
秋の紅葉も素晴らしいだろうなと思いました。また来よう。
高野山の境内の散策を楽しみ、奥の院から帰途につきます。
根本大塔の「立体曼荼羅」をじっくり見たかったのですが、また今度にします。
「霊宝館」の貴重な仏像や仏画(特に曼荼羅)をじっくり見学するのを
次回の楽しみにしておきます。
感想
トレイルの素晴らしさはいうことなしでした。
また、歴史と文化と人々の営みから感じられる情緒や憧憬、学びや気づきがたくさんで
何度行っても味わい深い素晴らしい道だと再度思いました。
ここからさらに「高野山女人堂跡・高野三山めぐり」という素晴らしいトレイルにつながり、熊野古道・小辺路とつながっているのは本当に有難いことです。
さすがは世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」です。
また来よう。